歯石は自分で取れる?危険性と歯科での歯石取りの流れ・費用・頻度【長野市の歯科医院デンタルクリニックオアシス】
鏡で見ると下顎の前歯の裏側に白く硬い「歯石」。自分で取れそう...と思う方もいますが、じつは自己除去はNG。歯ぐきを傷つけ、知覚過敏や歯周病悪化、口臭の原因になることがあります。この記事では、歯石ができる仕組み、歯科でのクリーニングの流れ、費用・頻度の目安を、長野市の歯科医院デンタルクリニックオアシス歯科衛生士主任の春日からの視点でわかりやすく解説します。

歯石ができる仕組み なぜ硬くなるの?
•歯の表面に付く「プラーク(歯垢)」は、数時間で形成されます。
•放置すると唾液中のカルシウムなどがプラークに沈着し、2~14日程度で石灰化して「歯石」に。
•歯石自体は硬く、歯ブラシでは落ちません。しかも表面がザラザラなので、プラークが歯石の上に付着しやすいのが厄介です。
自分で取るのがNGな理由
•出血・歯ぐき退縮:鋭い器具で傷を作ると、感染の原因になります。一度下がった歯ぐきは元に戻りません。
•見えない部位の取り残し:どんなに鏡で見ても歯と歯の間、歯周ポケット内は視認困難です。取り残しが炎症の温床になります。
•知覚過敏の誘発:過度な力で歯面を傷つけると、しみやすくなります。
→ 結果的に口臭・歯周病悪化へつながるため、プロによる除去が安全確実です。
歯科での歯石取り(スケーリング)の流れ
1. チェック&説明:出血・ポケット・動揺・磨き残しを確認。
2. 超音波スケーラー:振動と水で歯石を効率除去。熱・振動に敏感な方は出力調整。
3. ハンドスケーラー:細部を仕上げ。歯周ポケットの中もていねいに。
4. 仕上げ研磨(PMTC):専用ペーストで歯面をなめらかにし、再付着を抑制。
5. ホームケア指導:あなたの口に合う歯ブラシ・フロス・歯間ブラシを提案。
痛みは?
軽度なら「しみる程度」。炎症が強い場合は表面麻酔や麻酔下クリーニングで快適に行えます。
費用と通院回数の目安
• 保険診療:検査+スケーリング(歯肉縁上の歯石取り)+研磨で数千円台(症状・歯数・内容で変動)。
• 通院回数:軽度は1回、歯石が多い場合は3〜4回に分けて安全に実施。
• メインテナンス頻度:一般的に3か月に1回。歯周病リスクが高い方は1~2か月に短縮。
歯石をつきにくくする生活のコツ
• 歯間清掃は1日1回(フロスか歯間ブラシ)。
• 就寝前のケアを最優先(唾液が減る夜間はリスク大)。
• 砂糖の回数を減らす(量より回数が虫歯・歯石の鍵)。
• 電動歯ブラシの活用:正しく使えば短時間でムラが減る。
よくある質問(FAQ)
Q1. 出血が心配です。受診を待った方がいい?
A. 出血は炎症のサイン。放置すると悪化します。器具・出力調整や麻酔で負担を下げて対応できます。
Q2. 一度全部きれいにしたら、どのくらい持つ?
A. 生活習慣・磨き方により差があります。目安は3か月。セルフケアが整うと間隔を延ばせます。
Q3. タバコと歯石は関係ある?
A. はい。喫煙は歯石形成と歯周病悪化に強く関連します。禁煙で出血・口臭も改善しやすくなります。
⸻
歯石の自己除去はNG。安全かつ確実に取り切るには、歯科でのスケーリング+研磨が最短です。仕上げに担当歯科衛生士による「あなた専用のホームケア設計」まで行えば、再付着を抑え、口臭・歯周病リスクも下げられます。
デンタルクリニックオアシスでは、地域の皆様の口腔のメンテナンスに力を入れています。歯周病のケアやメンテナンスをご希望の方は是非お電話くださいね。
歯科衛生士主任の春日がお届けしました。