自宅でできる口腔チェックのポイント
こんにちは、デンタルクリニックオアシスの歯科衛生士主任、並木です。今日は皆さんに、ご自身のお家で歯の状態をチェックする方法についてお話ししましょう。
1. 鏡を使っての視覚チェック
まず、明るい場所で口を大きく開け、鏡を使って歯や歯茎の状態を確認しましょう。
歯の色: 黄ばみや変色がないか確認
歯茎: 赤みや腫れ、出血していないか
歯と歯の間: 破片や食べ物の残りが挟まっていないか
2. 咬み合わせの確認
上下の歯をしっかりと咬み合わせて、違和感や痛みがないかをチェック。特に歯の痛みがある場合、何らかの問題の兆候かもしれません。
3. 歯茎の触診
指で歯茎を軽く押さえてみて、硬さや腫れを感じる場合は注意が必要です。また、押さえた際に痛みを感じる場所がある場合も、歯周病の可能性が考えられます。
4. 舌のチェック
舌も口の中の健康状態を示す重要な部分。舌の色や表面を見て、異常な部分や白いものが付着していないか確認しましょう。
5. 味覚・臭いのテスト
突然の味覚の変化や口臭の原因となる症状は、虫歯や歯周病のサインであることがあります。特に朝起きたときの口臭に注意が必要です。
6. 噛む力のチェック
食事中に硬いものを噛む際の違和感や、一部分だけ噛む力が弱いと感じる場合は、歯や歯茎の問題が考えられます。
7. 痛みや違和感の記録
定期的なセルフチェックはもちろん大切ですが、日常生活の中で感じる歯や歯茎の違和感や痛みの記録をつけることで、定期検診時に詳しく状態を伝えることができます。
自宅でのセルフチェックは、日常の口腔ケアの一環として非常に重要です。しかし、これはあくまで自己判断の一助となるもの。何か異常を感じた際や定期的には専門家のチェックを受けることをおすすめします。デンタルクリニックオアシスでは、皆様の口腔の健康をサポートいたしますので、気になる点や疑問点があればいつでもご相談ください。