こんにちは、デンタルクリニックオアシスの歯科衛生士、春日です。今回は、口腔内乾燥症についてお話ししましょう。この症状は、口の中が常に乾いていると感じる状態を指します。それでは、この症状の原因と対策について詳しく見ていきましょう。
原因
・薬剤の副作用
一部の薬剤は口の乾燥を引き起こす可能性があります。特に、抗ヒスタミン薬や抗うつ薬、利尿薬などが該当します。
・脱水
水分不足は口腔内の乾燥を引き起こします。十分な水分摂取が必要です。
・口呼吸
鼻が詰まっていると、口呼吸になりがちです。これも口腔内の乾燥を引き起こす可能性があります。
対策
・十分な水分摂取
1日に約1.5～2リットルの水を摂取しましょう。特に暑い日や運動をした後は、こまめに水分を補給するよう心掛けてください。
・適度な湿度の確保
室内の湿度が低い場合、加湿器を使用して湿度を適度に保ちましょう。
・口腔内のケア
口腔内乾燥症は、虫歯や口臭の原因にもなります。フッ素入りの歯磨き粉でのブラッシングや、無糖のガムを噛むことがおすすめです。
・薬剤の見直し
口腔内乾燥症の症状が薬剤によるものであれば、医師に相談して薬剤の見直しを検討しましょう。
・食事の見直し
唾液の分泌を助ける食べ物を摂取しましょう。リンゴや人参などの生野菜や果物がおすすめです。
口腔内乾燥症は、生活習慣の見直しで改善することが多いです。適切な対策を行い、快適な口腔内環境を保ちましょう。デンタルクリニックオアシスは、皆さまの口腔健康を全力でサポートします。お困りの点がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
