こんにちは。長野市の歯科医院デンタルクリニックオアシス歯科衛生士の今井です。
今日は、いつもメンテナンスに通ってくださっている患者様のために、新しく導入する｢GBT:ガイデッドバイオフィルムセラピー｣をご紹介します。
ガイデッドバイオフィルムセラピーとは？
簡単に説明すると、バイオフィルムの除去を目的とした予防処置です。歯科医療で言うメンテナンスに含まれますが、歯科のメンテナンスは施術する医院によって機材や方法はまちまちです。これを世界共通の単一の規格として広めるべく、スイスのEMS社により考案されました。
バイオフィルムとは、歯面に付着した細菌の膜です。元々お口の中には様々な細菌が存在し、その中に虫歯や歯周病の原因となる細菌があります。この細菌は浮遊しているだけでは悪さをしないのですが、歯の表面で薄い膜を形成し、その中で虫歯を作り毒素を出します。
つまり、バイオフィルムを破壊できれば虫歯や歯周病の原因となる根本の細菌から防ぐことが出来るのです。
ガイデッドバイオフィルムセラピーの導入にあたって、EMS Japan株式会の近藤三鈴先生に来て頂き、院内セミナーを行いました。
ガイデッドバイオフィルムセラピーはエアフローによる予防処置で、パウダーの粒子が従来の物より細かいため、歯間部、裂溝部、補綴物、矯正器具など他にも様々な口腔内に適応し、より短時間で尚且つ痛みを抑えた施術が出来るようになりました。
さらに、成分はエリスリトール、低GI天然糖（１％）を使用し刺激が少ないため糖尿病の方にも使用可能で安全性の高い機器になります。
デンタルクリニックオアシスでは、これからも地域の皆様に快適で高品質な口腔ケアを提供する為に、最新知識の勉強や導入を行ってまいります。今後ともデンタルクリニックオアシスをよろしくお願いします。
