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2023.10.07
オアログ

子宮内膜症と口腔内細菌

こんにちは、デンタルクリニックオアシス歯科衛生士主任の並木です。

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今日は最近の医学の話題から、子宮内膜症という疾患とその新たな治療法についてお伝えします。子宮内膜症は、生殖年齢女性の約10%が罹患し、骨盤痛や不妊症、癌化などの問題を引き起こす恐れがあります。その治療方法は、ホルモン剤内服や手術が主であり、妊娠を希望する女性にとっては負担が大きいとされています。

しかし、先日、名古屋大学の研究チームが子宮内膜症の発症を促す細菌「フソバクテリウム(Fusobacterium)」を同定し、その抗生剤治療が非ホルモン性新規治療薬となる可能性を発表しました。

この研究によれば、子宮内膜症患者の子宮内において、Fusobacteriumが有意に多く発現しており、この細菌が子宮内膜症の発症メカニズムに影響を及ぼす可能性が指摘されました。Fusobacteriumは、口腔内や腸管内にも存在し、大腸がんの発症に関与する菌体としても知られています。

具体的には、Fusobacteriumが子宮内膜微小環境を変化させ、その結果、子宮内膜線維芽細胞が筋線維芽細胞へ変化し、それが子宮内膜症の発症につながることが発見されました。そのため、抗生剤治療によってFusobacteriumを除去することで、子宮内膜症の発症を予防・治療することが可能となるかもしれません。

この発見は、子宮内膜症治療の新たな道筋を示すものであり、妊娠を希望する女性にとっては非ホルモン性の新規治療薬としての期待が持てます。

当クリニックでも、口腔内環境の改善に取り組みつつ、患者さんひとりひとりの健康状態に関する最新の情報を提供し、全身の健康維持に寄与することを目指しています。医学の進歩は日々進んでいますので、今後も新たな情報を随時お伝えしていきますね。

最後に、皆様の健康と笑顔のために、デンタルクリニックオアシスは日々サポートしてまいります。どんな小さなことでも気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

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