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2023.07.11
診療内容

顎関節症について

デンタルクリニックオアシスの歯科衛生士、相沢です。今回のブログでは、顎関節症についてお話しします。

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顎関節症は、顎の関節部分に痛みや不快感が生じる状態を指します。顎関節は、顔の表情や話す、食事をするなどの動作に関わる非常に重要な関節であり、機能が低下すると日常生活に影響を与えることがあります。

顎関節症の主な症状は以下の通りです。

  1. 顎関節の痛みや違和感
  2. 顎関節周辺の筋肉痛
  3. 顎の動きが制限される
  4. 顎関節のカクカク音(クリック音や擦れる音)
  5. 頭痛や耳鳴り

顎関節症の原因はさまざまですが、以下のような要因が挙げられます。

  1. 歯ぎしりや食いしばりによる過剰な力のかかり
  2. ストレスや緊張による筋肉の過緊張
  3. 咬み合わせの不具合
  4. 顎関節の急激な動きや外傷
  5. 関節炎やリウマチなどの全身疾患

顎関節症の治療方法は、原因や症状によって異なります。一般的な治療法は以下の通りです。

  1. 自己ケア:症状が軽度であれば、温熱療法や筋肉をリラックスさせるマッサージ、ソフトな食事を摂るなどの自己ケアが効果的です。

  2. ナイトガード:歯ぎしりや食いしばりが原因の場合、ナイトガードを使用することで症状を軽減できることがあります。

  3. 咬み合わせの調整:咬み合わせが不適切で顎関節症を引き起こしている場合、歯科医による咬み合わせの調整が必要です。

  4. 薬物療法:痛みや炎症を抑えるために、鎮痛剤や抗炎症薬が処方されることがあります。

  5. 理学療法:筋肉のストレッチやマッサージなどの理学療法が、顎関節症の症状を緩和するのに役立ちます。また、顎関節を正しい位置に戻すための運動も指導されることがあります。
  6. ストレス管理:ストレスが原因の場合、リラクセーション法やストレス管理法を学ぶことで、症状の改善が期待できます。

重度の顎関節症の場合、上記の治療法で改善が見られない場合は、外科的手術が検討されることもあります。しかし、手術はリスクも伴うため、症状が十分に改善しない場合や、他の治療法で効果がない場合に限られます。

顎関節症は、早期に適切な治療を行うことで症状の悪化を防ぐことができます。もし、顎関節の痛みや違和感が続く場合は、歯科医院で相談し、適切な治療を受けることが大切です。

顎関節症の予防には、以下のポイントが大切です。

  1. 歯ぎしりや食いしばりを避ける
  2. ストレスを適切にコントロールする
  3. 正しい咬み合わせを維持する
  4. 適度な運動と筋肉のストレッチを行う
  5. 定期的な歯科検診を受ける

デンタルクリニックオアシスでは、顎関節症の診断や治療に力を入れています。もし顎関節症に関するお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

明日は歯科衛生士の春日さんが、中野のバラ園を訪れたお話です。明日もどうぞご覧ください。

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