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2023.07.29
診療内容

子供の虫歯を防ぐための最善の方法

こんにちは、デンタルクリニックオアシスの歯科衛生士の春日です。いつもオアシスのブログをご覧いただきまして、ありがとうございます!

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今日は、子供の虫歯を防ぐための最善の方法についてお話ししたいと思います。

虫歯は、誰でもなりうる口腔の病気ですが、特に子供の場合は未熟な歯や食生活、ブラッシングの習慣の不十分さから、虫歯になりやすい傾向にあります。そこで、ここではその予防策について具体的にご紹介します。

歯磨きの習慣化:
これはもちろん、最も基本的な予防策です。早い段階から子供に正しいブラッシングの方法を教え、日々の習慣とすることが大切です。特に就寝前の歯磨きは、一日の間に口腔内に溜まった食べ物の残りやバクテリアを除去する重要な機会なので、決して忘れないようにしましょう。そして保護者の行う仕上げ磨きも大切です。オアシスでは「小学生のうちは仕上げ磨きが必要ですよ」と指導しています。具体的には、1週間に仕上げ磨きを行う日数は(7-学年)日です。例えばお子様が3年生でしたら、7-3で週に4日は保護者の仕上げ磨きが必要です。永久歯列になる前に、正しい虫歯予防の習慣を身につけてあげる事が大切です。

歯科定期健診:
歯科衛生士や歯科医師がプロの視点で口腔内をチェックし、早期の虫歯を見つけることができます。3ヶ月に1回の定期健診を心掛けましょう。カリエスリスクの高いお子様の場合は1ヶ月に1度の虫歯チェックと磨き残しのチェック、高濃度のフッ化物使用をおすすめしています。

食事とスナック:
子供の虫歯予防において食事の影響は大きいです。砂糖分の高い飲み物やスナックは控えめにし、代わりに果物や野菜、乳製品など歯に良い食品を摂るように心掛けてください。ステファンカーブの観点からは、砂糖が口に入る頻度をなるべく少なくする事も大切です。

フッ化物の利用:
フッ素は歯のエナメル質を強化し、虫歯予防に有効です。日常では1450ppmのフッ化物配合の市販の歯磨き粉を使用したり、歯科クリニックでの高濃度フッ化物塗布を定期的に行うことで、子供の歯を守ることができます。

シーラント:乳歯や永久歯が生えた直後は最も虫歯になりやすい時期です。この時期はフッ化物だけでなく、シーラント(歯の裏側や咬み合わせ面に塗るプラスチックのような物質)を施すことで、虫歯予防に役立ちます。

子供の口腔ケアは、虫歯予防だけでなく、その後の永久歯の健康にも大きく影響します。お子様の口腔ケアについてのご質問や悩みがありましたら、どうか遠慮なく担当の歯科衛生士にお問い合わせください。
虫歯は予防することで避けられる疾患です。一緒に子供の笑顔と健康な口元を守りましょう。

明日のブログでは現在の子供の歯科治療について、歯科衛生士の渋谷さんが書いてくれます。明日もご覧いただけると嬉しいです。

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