いつもオアシスのブログをご覧いただきまして、ありがとうございます!歯科衛生士の栁澤です。
デンタルクリニックオアシスでは、歯科用ボンディング材を活用して、患者さんに最適な治療を提供しています。歯科用ボンディング材とは、歯とレジン(歯科用プラスチック)を接着する際に使用される接着剤のことです。今回は、オアシスでも使用しているスコッチボンドとボンドマーライトレスの二つの代表的なボンディング剤について比較し、使い分けについて解説します。
スコッチボンドは、3M社が開発したユニバーサルボンディング剤で、幅広い用途に対応しています。エッチング、プライマー、ボンディングが一つになったオールインワンタイプで、作業がスムーズに進められます。お皿はいりません、形成した窩洞に合わせたアプリケーターに直接垂らしてそのまま窩洞に持っていけます。また、接着力が高いため、長期間の持続性が期待できます。
一方、トクヤマのボンドマーライトレスは、光による重合が不要なセルフキュアタイプのボンディング剤です。2液性で正確に滴下して混ぜる必要があるのが少し手間ですが、ファイバーポストなど光が十分に届かず、従来の光重合タイプのボンディング剤が適さない場合があります。そんな場合に、ボンドマーライトレスが活躍します。先生が以前、ボンドマーライトレスをセレックインレーと支台歯に塗布して、何を思ったかもう一度試適したことがあったそうなのですが、見事に外れなくなって冷や汗をかいたそうです。そのくらい、くっついてくれます(╹◡╹)
2つのボンディング材の使い分けについては、主に以下のようなポイントで使い分けています。
デンタルクリニックオアシスでは、患者さんの状況や治療部位に応じて、適切なボンディング剤を選択し、最良の治療を行っています。
これからも、最先端の技術と知識を活用して、患者さんに満足いただける診療を提供してまいります。